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1月期は117点の作品が寄せられ、年間の平均点数より今月期も40点ほど少ない数でした。主婦の方が多いため、お正月の多忙さもあったのかなと思っています。それでも、最近は鳥栖市や鹿島市、唐津市からの出品も増えて、全県的な広がりを感じているのが実感です。
最優秀賞の西川さん。初の受賞です。白と赤の色にインパクトがあり、特に赤が画面を引き締めました。竹ペンの点の繋(つな)がりが白に効きましたね。犬の服の模様が大きな線の中で心地よい刺激を与えてくれます。
優秀賞の野田さん。実力者だけあって鯛(たい)のアラを大きく二つ並べて圧倒します。絵の部分をはがきからはみ出るように大きく描く絵手紙のこつを得た作品です。
優秀賞の福島さん。ひな人形を二つ斜めに配し、右上と左下を空けて文字の流れを考えた構図がいいですね。二つを上下に重ねることで、奥行きも表現しています。
佳作の原さん。お久しぶりです。福島さんと同じように人形を上下に重ね、文字を大きくしたことで人形の愛らしさが強調されました。これまでと違う作品に挑戦です。
佳作の山口さん。初出品初受賞です。パンジーの花と花瓶がうまく調和しています。花瓶の取っ手が画面を引き締めていますね。文字が少し乱雑なのが気にかかります。
同じく佳作の光安さん。初の受賞です。年賀状の代表です。画材は折り紙だと思いますが、嫌みのない絵にまとめました。模写くさい「龍」の絵が多い中で、この1点が和みました。
絵手紙の文字は、毛筆の文字が一番適しています。基本は筆の先の方を持って垂直に立て、ゆっくり書くことに尽きますが、文字だけを練習する人は少ないようです。
市販の絵手紙用の筆ペンがありますが、欠点は墨の調整ができないことです。文字は時に大胆に、時にはかすれた線がほしい。自在に書けるようにするにはやはり、自分で硯(すずり)で摺(す)った墨が一番です。墨液を使う人も多いですが、その場合は、水で3倍くらいに薄めることをお勧めします。墨が濃ければ絵と調和しない場合があるからです。(絵手紙「星の会」代表、九州漫画の会会長)
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