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| 8月29日付 | |
| 大分県・高崎山自然動物園のゴルゴが、先月から所在不明になっている。同園で最年長の32歳のオスで人間の年齢なら100歳以上という。もみあげが長いことから劇画の「ゴルゴ13」にちなみゴルゴと命名されている。6月にも約1カ月行方不明から戻ってきたので、園では2度目の生還を期待している◆ゴルゴは昨年末にボスの座を若手のタイガーに譲った。2匹のサルのうち、どちらがボスかを見分けるには「ピーナツテスト」を行う。ピーナツを取ったのはタイガーで、政権交代が確認された。ゴルゴはそのままナンバー2として群に残った◆政治の世界でピーナツに代わるのは何なのか。民主党の代表選には、わずか3カ月前に幹事長職を退いたばかりの小沢一郎氏が出馬を表明。再選を目指す菅直人首相との間で、激しい党員獲得合戦を繰り広げている。不幸なのは党員でない一般国民で蚊帳の外だ◆ピーナツを置くような役目は、鳩山由紀夫前首相が受け持った。菅首相の続投支持を言いながら、軽井沢での懇親会では小沢氏を招待し、気勢を上げた。鳩山氏は菅首相との会談で「挙党一致」を要求した◆暗に官房長官、幹事長の座を明け渡せということか。官房機密費、政党助成金と選挙公認権を扱うポストだ。渡せば党内を牛耳られてしまう。菅首相は「小沢氏は最高顧問でどうか」と応じた。鳩山氏は菅首相が譲歩する気がないことを確信し交渉は決裂、全面戦争となった◆これから政策を戦わせるというが、置かれたピーナツは「権力」そのものだ。経済危機や国民の生活はそっちのけである。ボスの座を降りても、実力者として一目置かれ、ひょうひょうと群を出入りしているゴルゴの生き方に学んでもらいたい。(園) |







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