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| 8月26日付 | |
| 3年前になるが、上京して築地市場近くのすし店に入って驚いた。外国人がガイド本片手に何人も座っていたからだ。15年ほど前、東京勤務のころに通っていた当時とはすっかり様変わり。隣の中国人とおぼしき若者がサーモンばかり注文したのを鮮明に覚えている◆今、そのすし店はさらに外国人客が増えたという。3、4人で1人前のすしを分け合いたいと注文をした外国人には困ったと店の人がこぼしていた。日本に来れば本場のものを、となるのだろう◆先日の本紙記事によると、日本を訪れた外国人旅行者が堪能した食はすし、ラーメン、刺し身の順だった。グルメは買い物とともに日本観光の大きな魅力になっている。日本食が胃袋を満足させているようだ◆このところ中国からの観光客が増えている。特に7月から中国人向けビザ発給要件が緩和され、日本を訪れる人が富裕層以外にも広がってきた。ツアーは東京、大阪や箱根、富士山などを駆け足で巡るコースが主流のようだ◆近ごろでは福岡・天神でも買い物ツアーを満喫する中国人を見かけることが増えた。円高もほとんど影響がないといい、消費不振とデフレに苦しむ日本にとってはチャンスだ。佐賀ではどうだろう。嬉野や唐津の旅館関係者は「大都市志向が一巡してリピーターが来るようになれば地方に入ってくるかも。あと2、3年はかかるのでは」と話していた◆タイムラグはあるにせよ、いずれ「その時」は来る。中国語の学習など時間がかかる受け入れ準備が鍵を握るだろう。来日し日本人と日本文化に触れてもらうことは、互いの心の距離が縮まることにつながる。お客がどこの国の人になろうとも、変わらぬ「おもてなしの心」を磨いておきたい。(章) |







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