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主婦から転身 関西風受け継ぐ 「そえもん」(佐賀市本庄町)
「学生が卒業しても訪ねてきてくれる。店をやってきて本当によかった」と話す山田さん=佐賀市本庄町

 佐賀大学本庄キャンパスの正門西側にあるお好み焼き店「そえもん」。経営者の山田和さん(69)は20年ほど前に主婦から転身した。今では学生ら若者に「お好み焼きのおばちゃん」と慕われている。


 お好み焼きは関西風。イカ、エビ、豚が入ったミックス(150グラム、650円)が人気で、生地は小麦粉にかつおと昆布から取った特製ダシで味付け。ソースは「門外不出」の特製で、甘さと辛さの絶妙なバランスが食後も舌に残る。


 結婚後も「仕事へのあこがれを持っていた」という山田さんに、転機が訪れたのは1987年だった。友人とランチに行ったお好み焼き屋の店主が「店を譲りたい」と世間話でこぼした。


 子育ても一段落し余裕が出てきたころで「思い切った」と山田さん。貯金をはたき店を譲り受け、特製ソースの配合や焼き方などを店主のもとで1カ月学び開店にこぎつけた。


 99年には与賀町から本庄町に移転。若者との付き合いが多くなり、恋愛や仕事の悩みなど相談にも乗ってきた。「卒業した学生が今でも家族と来てくれる。もう足腰がきついけど、やれるだけ続けたいな」と笑う。佐賀市本庄町本庄。営業時間は午前11時~午後10時。不定休。電話0952(23)0934。

 

【写真】「学生が卒業しても訪ねてきてくれる。店をやってきて本当によかった」と話す山田さん=佐賀市本庄町

2010年04月02日更新