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佐賀市の茶花「民野古(みやこ)流」家元の堀華雲(かうん)=本名堀民子=さんが、生け方や花材、器などの基本を紹介した教則本『茶花』を出版した。「茶花は同じ花材を使っても器や生け方によって雰囲気が変わる。ぜひ基本を覚え、心豊かな日々を過ごしてほしい」と話している。
堀さんは約20年前、福井県の永平寺を訪れた際に書の下に置かれていた茶花に「”きれい”を超えたわび、さびの心が込められている」と目を奪われ、自ら勉強することを決意。「わび、さびの中に幸せな人生を」との思いを込め、独自流派「民野古流」を設立した。現在、県内外7カ所に教室と持ち、100人以上の生徒がいる。
茶花は茶席に生ける花として室町時代に発祥。千利休が茶道を大成したことで、茶花も一定の形式を確立したといわれている。堀さんは「花材は日本伝統のものを使うなどの基本はあるが、あとはそれぞれの感性。花を見て心豊かな気持ちになれるかどうかが大切」と、茶席や形式にこだわらず、自由な発想で親しむことを勧めている。
教則本には、民野古流師範教授や教授ら19人の弟子の作品をカラー写真で掲載。季節の花や花器の種類もイラストなどで詳しく紹介している。写真はすべて佐賀市の七田育三さんが撮影した。本は希望者に販売する。売上金の一部は佐賀善意銀行に預託する。
▽『茶花』はB5判、40ページ。2800円。購入希望者は堀さん、電話090(2512)4852へ連絡を。
【写真】「茶花を生けて心豊かになって」と話す堀華雲さん=佐賀市巨勢町の自宅教室
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