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大苦戦 でも何とか完成!!
お邪魔した佐賀西高校書道部は、部長の上瀧晴子さん(17)と、部員の江口光さん(17)、外戸口(けとぐち)眞子さん(15)、木下幸子さん(16)の4人で、全員女の子。顧問は東郷七重先生(26)。書聖中林梧竹の縁せきに当たる書道家だそうだ。そんなすごい先生に教えてもらえるとは感激です!
エド記者は「自分が高校生のころ日本語に初めて興味を持った時のことを思い出した」と、既にやる気満々。ボクは硯(すずり)や筆を見て「小学生時代が懐かしい」とほんわり童心に帰っていたので、気合では先を越された格好だ。
題は、エド記者が海や船が好きで「物事が順調に進む」という意味がとてもハッピーだからと四字熟語の「順風満帆」をチョイス。アメリカ人なのにエド記者は本当に漢字をよく知っているなとあらためて感心。ボクはといえば、切実な願いである「痩せる」を書くことにした。上瀧さんたちは、ボクの目標を聞いて笑い、ちょっとへこむ。
いざ、戦闘開始! 実際に書き出すと、字には全く自信のない2人だけにやはり大苦戦。エド記者は「文字に力強さやエネルギーがなく、命が全く通っていない」と頭を抱える。ボクは細すぎたり太すぎたりしてバランスに欠け、「とめ」「はね」の基本ができていない。高校生に見られるのが恥ずかしくなるくらいのひどさに、またへこむ。
そんな”迷える子羊”たちに東郷先生は「跳ねるところをもっと力強く」「かすれを交えた方がいい」とアドバイス。「名前の下に”書”と入れるとプロっぽいですよ」とか、「字には、芸能人でいうと江角マキコのようなモデル系のすらっとした線の背勢(はいせい)と、癒やし系の優香のような丸字の線が特徴的な向勢(こうせい)がありますよ」と、書道の基本を面白く教えてくれるので、楽しみながら学ぶことができた。
部員の子たちは「何書を書こうかな」と言いながら、隷書や臨書など本格的な字をすらすら。なかには絵心(落書き?)を見せる生徒も。でもみんな上手で「さすがだな」と”書道ガール”の腕に感心しきり。
そして、ボクらもようやく納得いく字が書け、書き初めの終了。
エド記者の作品は最初に比べてかなりレベルアップ! 「順風満帆」を英訳した「smooth sailing」もかっこよく仕上げた。「母国語だから下手だと恥ずかしいので漢字よりプレッシャーがあったよ」と笑顔だった。
一方、ボクが書いた「痩せる」も、最初よりだいぶマシになり、ホッとした。「痩せたい」という気持ちが先走り、字が細くなったりしたが、自分なりに立派と思える字を書くことができてうれしかった。
東郷先生は「最初より随分上達しましたね」と、出来の悪い生徒たちに温かいねぎらいの言葉をくれた。
まだ書き初めしてない人、ぜひこの機会にやってみては?
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