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| ご当地検定「うれしの茶T-1グランプリ」 新人と元新人記者挑戦 | |||||
検定1週間前に、筆記と実技の試験用テキストが到着した。テキストにはお茶の歴史や育て方、品種などが詳しく掲載されている。ざっと目を通し、「なんとかなりそう」と忙しさにかまけて勉強せずにいると、あっという間に試験当日。会場のJA嬉野支所で受け付けを済ませ、慌ててテキストを開いて無駄あがきをする。 会場を見渡すと年配の女性が多いが、若い人や男性もちらほら。そして午前10時過ぎにゴング(違ったか!)。問題は50問で、最初はお茶の歴史を尋ねる設問。さほど難しさを感じず、好調なスタートを切った。 だが茶の品種に関する問題から暗雲が立ちこめてきた。「え!? 別名天然玉露と呼ばれる品種って何?」「摘採時期が早生ではないのはどれだって?」と思わず頭を抱える。瞬く間に終了し、「これはまずい…」と、午後から始まる実技での反攻を期した。 昼食を済ませ、実技のテキストで予習。お茶は幼いころからよく飲んでいるので作法はある程度分かるが、「おいしく入れる」ことに自信はなし。「急須のふたの穴は空気圧の関係で空いているんだ。勉強になるな~」と試験当日に感心する始末。 実技は5つのテーブルに試験官がそれぞれ座り、お茶を入れて飲んでもらう。いよいよ自分の番。普段まじまじと見られながらお茶を入れる経験なんてないので、「視線がきついなあ」と緊張しつつもちゃんと湯冷ましして、急須に茶葉を投入。自分なりに抽出時間を計算する。 さあ湯飲みにお茶を注ぐぜ!と、ゆっくり入れた瞬間、「う、薄い」。出がらしみたいな薄いお茶に動揺したが、何とか精いっぱい時間を稼いでから試験官に差し出した。飲み終えた試験官は「おいしゅうございました」。その優しさが心に染みた。控え室に戻り先輩と実技の反省。先輩は制限時間7分きっかり使っておいしいお茶を入れてほめられたらしい。先輩にも負けたかも?とがっくり。 すぐに結果発表が始まり、案の定ベスト3に名前なし。試験官に自分の成績を尋ねると「39人中36位」と聞くも無残な結果。「新聞社に帰ったら先輩たちにバカにされる…」と不安におののく。でも、先輩はさらに下を行く38位。先輩には悪いがちょっと安ど。二人で「これは懺悔(ざんげ)ものですね」と、笑い顔が引きつっていた。 伊万里市から姉妹で受験に来た山口加奈子さん(29)と美佳さん(25)が「お茶の細かいことまで学べて勉強になりました」と話したように、僕にとってもお茶の奥深さに触れたいい一日となった…かな?。
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| 09年12月02日更新 | |||||
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