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| 草市潤さん絵画展(10月13日) | |||
味わい深い筆致と言葉
「絵も昔から描いてきた」という草市さん。日課の散策の合間に画廊に入り、近くで写生したセミの絵を見せたことから個展の話が発展したそうで、「おだてには乗らない方だが、今回は乗せられて、人生で初めての体験。おかげで充実した夏だった」と笑う。 6月下旬から毎日欠かさず制作した作品は、はがきに描いた約110点。自宅庭に咲く草花やセミたち、愛用の品々などに目を向け、ペンや筆を走らせた作品はどれも味わい深い。 絵に添えたコメントも妙味を加えている。セミの抜け殻には「ナイテルヨウナ ナイテイナイヨウナ ヒルサガリ」、木製イスには「三十ネンマエニ ミチバタカラ ヒロウテキタ キノイス。ヨロイシヨラス」。 また、先ごろ亡くなった鳥栖市の陶芸家松尾次郎さんと交換し、愛用してきた懐中時計の絵には「マーダウゴキヨル」と添え、外来種がはびこる庭で1本だけ見つけたツユクサには「ツユクサガカエッテキタ」と書き、思いを込めている。 草市さんは新たな随筆集『顎(あご)の話』を今月末刊行予定で、新刊の装丁を題材に描いた作品や、父・中島哀浪の歌を題材にした書なども展示。じっくりと草市さんの世界に浸ることができる。 ▽18日まで佐賀市唐人1丁目の「ギャラリー憩ひ」で。 【写真】「おだてられて」制作したという作品群と草市潤さん=佐賀市唐人1丁目の「ギャラリー憩ひ」 |
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| 2007年10月13日更新 | |||
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