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| 40回目多彩な展観 グループ「きしま」展 | |||
絵画、彫刻、染色 20人の軌跡
「杵島郡に何らかの関係がある有志」が集い、年1回のグループ展のほか裸婦研修会、スケッチ旅行などを続けてきた。記念展は20人の会員それぞれが30回展以降の10年間の軌跡を示すことにし、4、5点ずつを出品した。 抽象、具象の油彩画をはじめ、水彩画、彫刻、染色などバラエティーに富む展観となっている。牛を中心とした風景をモチーフに据える大久保孝夫さんは「牛舎清風」「筑後川の雨」などを展示。有明海に注ぐ河口を描く草野義種さんは「潮汐」などで持ち味を示したほか、「雪晴れ」では雪化粧の天山を描いている。 松尾操さんは水彩で「海」の連作を展開。磯に押し寄せる波を荒々しいタッチで描いている。一ノ瀬雅子さんや小池絵美子さんらの抽象画、古賀義治さんの彫刻などもそれぞれの個性が輝く。また、地元杵島地区の風景を題材にした作品や裸婦研修会、スケッチ旅行から生まれた小品もあり、見どころが多い。 創設会員の1人、大久保孝夫さんは「30代で始めたが、早くも40年」と感慨深そう。継続してきた秘けつは「地縁をもとに仲間意識があり、世話役を交代で務めることで一人一人が主宰者の気持ちで臨んできたこと。そして、何より和気あいあいとした付き合い、雰囲気が良いこと」だという。地域性を基盤にした美術グループは貴重な存在。さらなる継続、発展が期待される。(福井) ▽7日まで県立美術館4号展示室で。
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| 2010年03月06日更新 | |||
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