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| 生け花への思い率直に 金子三伸さん、エッセー&写真集 | |||
長く小原流本部の理事や教授などを務めたが、2000年に一切の役職を退職。「生け花は花の命をいただいて生けることで成り立つ。何より花に寄り添うことが大切」と原点に立ち返って活動している。 『つゝしみもちて―』は近年に生けた作品約100点をカラー写真で紹介し、花と向き合う姿勢や人生観をエッセーや詩として記した。 冒頭の「レッドリスト」で「日本の生活文化として成り立ってきたいけばなが、いま絶滅寸前である」とするなど、生け花の現状に強い危機感を示す。 「伝える」でも「日本の伝統文化を伝える。そういう機運が高い。しかし しかし いまの私たちのいけばなが それに価するものかどうか。危うく 恐ろしい」とし、後半の「取り戻したい」では「慎みと 凛(りん)とした 日本人のいけばなを」と原点回帰を訴える。 詩的でリズミカルな表現。自らの病気や老いを赤裸々に語り、文化人らの言葉も引き合いに人生観や社会観を披露している。金子さんは「日本のアイデンティティーとしての生け花を後世に受け継いでもらいたいとの思いから、包み隠さず本音を書いた」。すでに1000部を完売し、1月半ばに400部を増刷している。 ▽A4変形判、100ページ、定価4500円。問い合わせは溝田至遥さん、電話0952(26)2230へ。
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| 2010年02月10日更新 | |||
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