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| 「草市潤の世界」書と表装で遊ぶ 『さまればれ』久保椋佳さん | ||||
文学との味わい深い"共演" 「草市潤の世界」 書と表装で遊ぶ
2007年に佐賀市の画廊「憩(やすら)ひ」で開かれた久保さんの個展で出会い、久保さんが「先生の歌を書かせてほしい」と持ちかけ、「よかよ。どいでん書いて」の返事で始まったコラボレーション。今年3月には久保さんが「草市潤のうたの世界」と銘打った個展を開き、さらに画廊主の中島邦子さんの発案で出版することにした。 歌と詞、随筆を草市さん、書と表装を久保さんが担当。表題「さまらばれ」は、「さもあらばあれ」「ままよ、どうともなれ」の意味で、書と表装の作品は計44点。うち3点は草市さんが筆を執った「はがき画」を作品化し、草市さんは作品に寄せてエッセー29編を書き下ろしている。 久保さんの気負いのない文字と布を使ったシックな表装、そして草市さんの自在な言い回しの文は絶妙の取り合わせだ。 「ほつほつとそこらへんまで行てこよか 何時もさう言ひありく万歩を」は歌を2行書きにしてベージュ色の表装に。草市さんは「そう言えば、ちょこっと、そこんにきまで、いたてみっかのうは、母の口ぐせでありました。それを『ほつほつとそこらへんまで行てこよか』と歌言葉に仕立て直したまでのこと」と書き出している。
▽書肆草茫々刊、A5判、90ページ、1000円。積文館書店佐賀デイトス店に置いている。 【写真上】『書と表装 さまらばれ 久保椋佳、草市潤の世界に遊ぶ』の表紙 【写真下】掲載作品の一つ「小机と辞書を…」 |
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| 2009年10月14日更新 | ||||
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