
| 眼科編 |
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財前 俊村 ザイゼン眼科院長 杏林大学医学部卒業後、福岡大学眼科医局入局。久留米市の聖マリア病院眼科、福岡市の大島眼科病院を経て、平成7年11月にザイゼン眼科を開院した。三次元映像のDVD(バーチャル眼科疾患説明ソフト)を診察に導入。眼球と疾患を立体映像で見せ、患者やその家族に分かりやすい説明を行っている。 |
| 自覚症状がでれば精密検査を - 立体画像で分かりやすく説明 - |
目の前を蚊が飛んだり、糸くずが動いているように見えたことはありませんか。目の前を黒っぽい影のようなものがちらつく症状を飛蚊症(ヒブンショウ)と呼びます。中には網膜裂孔や、失明の恐れもある網膜剥離といった深刻な眼の病気の前兆として現れる場合もあるため、注意が必要です。
白内障や網膜症などをバーチャルに説明ができる眼科疾患説明補助ソフトを使い、インフォームドコンセントに努めるザイゼン眼科の財前俊村院長に、飛蚊症を中心に眼科疾患の進行や早期治療の重要性を説明していただきました。
| 飛蚊症は加齢現象の場合が多い |
眼球の球形を保っている硝子体 (ショウシタイ)は薄いゼリーのようなゲル状ですが、年を取るにつれて液化し徐々に濁ってきます。濁った部分に光が入った時、混濁した硝子体繊維が網膜に影を落とし、実際にはない浮遊物が見えるようになるのです。「蚊が飛んでいる」「ごみが浮いている」など、人によって見え方は違います。
目の疲労やストレスによる活性酸素が原因のこともあります。この場合、体から活性酸素を除去する酵素が分泌されて回復します。
加齢現象であることが最も多いですが、飛蚊症を自覚したらすぐに精密検査を受けましょう。心配ないと診断されても、飛蚊症の見え方に変化が起きたらもう一度受診します。光が飛んでいるように見えると網膜裂孔の疑いがあり、視野の一部が欠けるようなら網膜剥離が起きている可能性があります。
| 立体画像で症例を説明します |
当院では眼科疾患説明DVDを導入、DVD画像の「3D眼球模型」「症例」を利用して、インフォームドコンセントに努めています。患者さんからは、立体的で分かりやすいと評判です。
飛蚊症であればどう見えるかを映像で確認してもらうと、患者さんは「こうなったことがある」と身を乗り出します。病気の進行や手術の様子を見て、「こうなりたくない」との意識も生まれて生活習慣を改め、病気の予防や早期対策にも役立ちます。
近視の子どもさん、白内障のお年寄りの治療には、ご家族の理解や協力が不可欠です。映像を見てもらうと納得し、積極的に治療に参加してくれます。患者さんの不便を理解し、眼鏡などや手術の必要性も分かってもらえます。
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