
| 総合診療編 |
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米村 智弘 ひらまつ病院 熊本大学医学部卒業後、県立好生館外科医長、手術部長、外科部長を経て2004年4月より現職。専門は消化器外科、呼吸器外科。 |
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西村 謙一 ひらまつ病院 九州大学医学部卒。医学博士、脳神経外科専門医、救急医学指導医・専門医、西九州大学客員教授、佐賀大学医学部講師。 |
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下田 悠一郎 ひらまつ病院 鹿児島大学医学部卒業後、九州大学放射線科入局。県立病院好生館放射線科部長を経て06年1月より現職。内視鏡室長兼務。 |
| 検診での早期発見 治療を大切に - 内視鏡検査の有効利用を - |
最近メタボリックシンドローム(メタボ)という言葉をよく耳にします。内臓脂肪の蓄積により、高脂血症、高血圧、高血糖などが重複した状態のことです。放っておくと、動脈硬化が急速に進行し、心臓病や脳卒中などを引き起こす危険性が高まります。4月から40歳~74歳を対象にした 「特定健診」「特定保健指導」が実施されます。検査結果に応じて生活指導を行い、国民の生活習慣病を予防しようというのです。4月からの実施を前に、ひらまつ病院の3人の先生に、早期改善が求められる症状と、近年増加傾向にある消化器系の疾患について伺いました。
| 特定健診が始まります |
腹囲やBMIで内臓肥満と判定された人の、空腹時血糖値、中性脂肪またはHDLコレステロール、血圧を測定します。危険な項目が一つでもあれば、喫煙歴をリスクとして追加します。診断後リスクに応じて保健指導を行います。情報の提供、生活を見直す「動機づけ支援」、生活を半年かけて改善していく「積極的支援」の三段階に分けられます。
おそらく「動機づけ支援」の必要な人が圧倒的に多いでしょう。健診で健康状態を知り、運動を始めるきっかけになればいいと思います。当院2階のリハビリ室でも運動実践指導有資格者が、ヨガやボクササイズなど数種類のレッスンを行っています。肥満を解消するには食事が肝心。高血圧はきちっと下げることによって脳卒中、心筋梗塞の発生を抑えることができます。
| 早期発見、治療のための検診が大切 |
特定健診をしたら病気にならない、運動したら病気にならないということではありません。疾患の早期発見・早期治療を目的とした従来の検診をおろそかにしないで下さい。現在、死因の第一位はがん。胃の不調や食欲不振などの症状は、がん発症の下地となる胃炎や胃潰瘍の場合があります。市販薬で症状を抑えるうち、がんを見過ごす危険性があるので要注意。検診によってこそ、早期に発見できます。
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