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2009春の健康特集

見直してみよう!あなたの食生活

カット肥満予防には「食べ方」の工夫も

松田野利子さん
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メタボリックシンドロームとは別名内臓脂肪症候群とも呼ばれています。

内臓脂肪が蓄積する最大の原因は「食べ過ぎ」と「運動不足」です。

どんな物を食べるかだけでなく、肥満を予防するには「食べ方」も大切です。

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早食いは禁物 よく噛む食事で脱メタボ

 肥満は毎日の食事と密接なつながりがありますが、鍵となるのが「噛む」という行為です。人は満腹感を脳で感じます。よく噛むと、食物が消化・吸収されやすい形態となり、血流を介して、脳の満腹中枢へ食べ物が入っていることが伝えられます。これには多少時間がかかるため、よく噛まずに早く飲み込んでしまうと、消化に時間がかかり脳へ食事摂取の伝達がなかなか伝わりません。

 そこで満足感を得るために、つい食べ過ぎてしまうというわけです。例えば魚は切り身でなく骨がついているものを選ぶ、肉はミンチよりも厚みのあるものを選ぶ、野菜を大きく切るなどの過食防止があります。1口あたり20~30回は噛むことが推奨されています。

夜遅く食べない

 遅い夕食の食べ過ぎ、寝る前の食事は太るもとです。

 眠っている間は消費されるエネルギーが少なくなりますが、腸の活動は活発になり、栄養を吸収して体内へ蓄積しようとします。消費しきれなかったエネルギーは体脂肪として内臓のまわりに蓄えられやすくなります。このため、寝る前に食べると肥満の原因になります。また、朝食をおいしく食べられない原因にもなります。

腹八分目

 「腹八分目に医者いらず」のことわざがあるように、満腹感が得られるまで食べることは食べ過ぎにもつながります。食べ過ぎは肥満のもと。もう少し食べたいで止めましょう。

薄味を心がける

 おかずの味付けが濃いということは、糖分と塩分(時には油も)の使用量も多くご飯が進みます。日本人の塩分摂取量はまだ多く、食べ過ぎ防止、高血圧予防のためにも薄味をこころがけ、素材の持つ味を楽しみましょう。 

だらだら食べない

食べることに集中しないで、テレビを見ながらパソコンをしながらなど、だらだら食べることは、食べている意識が薄く、いくらでもはいってしまい食べ過ぎの原因になります。子供のお菓子もゲームをしながらの食べ方には注意しましょう。

1日3食

 食事回数を減らすと、お腹が空いているのでその時に食べる量が多くなり、体内に脂肪として蓄えようとします。このため、1日3食しっかりとりましょう。特に1日のスタートである朝の食事は活力源であり、脳の栄養となる炭水化物をしっかり取りましょう。

イメージ太る原因は栄養のかたより

 太る原因は、体脂肪となる炭水化物や脂質のとり過ぎです。ビタミン、アミノ酸など必要栄養素が取れていないと、脂肪の燃焼が効率よく行われず体に蓄積されていきます。「まごわやさしい」の食材を取るようにしましょう。

 

元気な食卓の合い言葉

 

  ◇              ◇              ◇

 食育というと子供のことと思われがちですが、大人も食べ物の選択や食べ方を考えなければいけません。メタボリックシンドロームの解消、予防ということは大人に向けられた食教育だと思います。

 栄養指導は患者さんの食生活の把握が基本です。指導といえば、どうしても「あれはダメですよ」「改善しましょう」のイメージが強いのですが、患者さんと良く話し合い、生活に合わせたアドバイスを提供するようにしています。数値が悪かったら早めに医療機関を受診して欲しいと思います。

【参考資料】栄養と料理(女子栄養大学出版部)、興和パンフレット

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