歯科編 インプラント治療と審美歯科
口の健康を取り戻すインプラント治療
美しい口元を実現する審美歯科にも注目
人が健康で快適な生活を送るためには、身体だけでなく口の健康を保つことが非常に重要です。近年、虫歯や歯周病、事故などで歯を失った人が、人工の歯根を骨に埋め込み、歯を装着することで健康な機能を取り戻す「インプラント治療」を受ける人が増えています。また、機能だけでなく口元の美しさを取り戻す審美歯科にも注目が集まっています。25年間で900症例近くのインプラント治療に取り組んできた、森永歯科クリニックの森永太先生、森永大作先生にインプラント治療の現状と審美歯科医療について伺いました。
注目を浴びるインプラント治療
インプラント治療は現在大学での専門講座も増え、以前と比べて技術も著しく進歩しました。ただ単に歯を作るというだけでなく、天然歯と同じような機能と審美性が要求されるようになり、あごの骨が少なくなった人に対しては、まず理想的な歯を作るために骨を移植して、あごの骨を造るなどの技術も進みました。そのためには、術前のあごの骨の状態の正確な診断が非常に重要です。
求められる治療の安全・安心
インプラント治療は画期的な治療法として急速に普及していますが、その一方でインプラント治療が関係する医療トラブルも増加しています。私たち専門医が今取り組んでいるのは、いかに安全で確実なインプラント治療を確立するかということで、この秋の日本口腔インプラント学会でも「インプラント治療における医療安全と安心」がメインテーマです。
治療を安全に行うためには、あごの骨の量や形態、神経や血管はどの位置にあるのか把握することが重要で、X線CT検査は必要不可欠です。当院では4年前から歯科用X線CT装置を導入し、3次元画像による手術シミュレーションにもとづいた手術を行っています。

↑術前シミュレーション

↑術後
【写真説明】インプラント治療
審美歯科とは?
従来の歯科治療が虫歯や歯周病など、歯や歯肉の病気を治すものだったのに対し、審美歯科とはより自然で健康な美しい歯と口元を実現するためのセラミックによる修復やホワイトニング、矯正治療などで、広い分野に及びます。最近ではCAD/CAMシステムによる金属を使わないオールセラミックでの治療も可能となりました。

↑術前

↑術後
【写真説明】オールセラミックスによる治療
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