口臭の種類と原因
においは口の中の細菌が、汚れなどを分解して出るガスが原因で、口臭のタイプは起床時、空腹時や緊張時などにでる「生理的口臭」と、虫歯、歯周病など口腔内の病気、糖尿病など全身的病気による「病的口臭」、食べ物、嗜好品による口臭に分けることができます。
唾液の自浄作用できれいになる口の中も睡眠やストレス、口呼吸などで唾液が少なくなると細菌が増え、においの元が多く作られます。口の衛生に気をつけていてもにおいがする場合は、体の病気が疑われます。
このほか診察や検査で異常がなくても本人は「口臭がある」と考えている心因性口臭の場合もあります。
子どもの特徴は、食生活や口呼吸が口臭の発生に影響を及ぼしていることです。柔らかいものばかり食べていると当然、咀嚼(そしゃく)による唾液の分泌と自浄作用が低下します。また、口呼吸により口の中が乾くと細菌が繁殖しやすい環境をつくり、口臭の原因にもなります。
「ぜったい=舌苔」ってなんでしょうかう
理的口臭の7割は口の中の舌や歯の汚れと細菌が作り出すものです。歯の表面につくプラーク(歯垢)と同じように、舌の奥のほうに溜まりやすい汚れ(舌苔=ぜったい)が原因と言われています。

舌の表面は糸状乳頭(しじょうにゅうとう)と呼ばれる小さなひだで覆われ、広げると畳8畳分もの面積になるため、多くのプラークが溜まります。
口臭予防の基本
口の中を清潔にすることがポイントです。毎食後はもちろん、朝起きた時と寝る前の歯みがきと、舌苔の除去をするのが効果的です。
また緑茶に含まれるカテキンも口臭予防に役立つと言われています。キシリトール入りのガムをかんで唾液腺を刺激し、唾液をたくさん出して自浄作用を高めるのも効果があります。
歯科医院における定期的なケアとセルフケアで口臭は予防できます。不安のあるかたはかかりつけの歯科医に相談してください。。
【取材協力】

佐賀県歯科医師会 地域保健委員会
副委員長 酒井 正男さん
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