目と目の奥の痛みの原因
目と目の周囲には三叉神経と呼ばれる脳神経があり、この神経が障害されて痛みが生じます。目の痛み、目の奥に痛みがある場合、痛みの部位や性状、付随する痛みの症状からある程度原因を予想して、眼科的な検査を行います。
表面の痛みは、まぶたや涙嚢の炎症、結膜・角膜の異物や炎症が考えられ、奥の痛みはぶどう膜炎、球後視神経炎や後部強膜炎、視神経の障害などが考えられます。視神経の障害の場合、視神経を圧迫する病変が無いかCTやMRI検査が必要で、視力低下に先立って目の奥が痛むこともあり注意が必要です。
特に注意を要するのが急性緑内障発作です。片側の目全体に急に痛みを生じ、充血、かすみ、頭痛や吐き気などの症状があり、すぐに治療を始めないと数日で失明する場合もあります。
脳動脈瘤、脳腫瘍の場合も
激しい目の奥の痛みが突然起こった場合、クモ膜下出血やその前兆の疑いがあります。まぶたが下がってくる、物が二重に見えるなどの症状を伴なう場合は一刻も早く頭部の精査が必要です。頭部CTでクモ膜下出血の有無を確認し、たとえ出血がなくてもMRAなどで脳動脈瘤の有無まで調べることが大切です。
そのほか、群発性頭痛、副鼻腔炎、三叉神経痛、脳腫瘍などの場合もあります。意外に多いのが、歯の問題からくる目の奥の痛み。その他にもうつ病などの心因性の痛みの場合もあります。
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気になる「目の痛み」、「目の奥の痛み」


