皮膚のかゆみ
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=問い=
毎年、冬になると体がかゆくなります。特に入浴後はかゆく、夜眠れない時もあります。どんなことに注意したらよいか教えてください。(60代、女性)
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=答え=
高齢になって、皮膚のかゆみに悩まされる人は多いものです。一般に、お年寄りは皮膚の新陳代謝が低下するとともに、汗や皮脂の分泌も少なくなるため、皮膚の保湿機能が低下します。こうした状態に、冬の空気の乾燥が加わり、肌が乾燥してかゆみが起こりやすくなります。
◆かゆみが起こりやすい部分 体のなかでも特に乾燥しやすいのは、腕の上部から肩にかけて、すね、太もも、脇腹、腰の部分などです。これらの部位は、汗腺や皮脂腺が少ないことや、衣類との摩擦が多いために水分をとられることで、乾燥しやすく、かゆみが起こりやすくなります。
◆注意しなければならないかゆみ しつこいかゆみは、病気が原因となって起こることもあります。肝硬変などの肝障害、腎不全、糖尿病、痛風、内分泌、代謝の病気、悪性腫瘍(しゅよう)、薬剤、ストレスなどです。保湿剤などでよくならない場合は、医師の診察を受けましょう。
◆日常生活での注意
(1)保湿剤の使用
皮膚の潤いを保つ保湿剤を塗布するだけで、多くの場合、症状が軽快します。「尿素入りのクリーム」や「尿素軟膏(なんこう)」がよく使われます。尿素は、角質細胞の保水性を高める効果があるためです。また、不足している皮脂を補うために、「白色ワセリン」を用いることも勧められます。
(2)入浴時の工夫
皮脂や汗が少ない冬は、せっけんで全身を洗うのは、週に1、2回にとどめ、毎日せっけんで洗うのは、顔、首、陰部、手足など汚れやすい部分にしておきます。入浴後は肌がしっとりしているうちに、保湿剤を優しく塗って水分を閉じこめます。
(3)下着の工夫
刺激の少ない保湿性の高い木綿製のゆったりサイズを着用しましょう。洗剤の刺激でかゆみが起こることもありますので、洗濯の後はよくすすぎましょう。
(4)過度の暖房は避けましょう
エアコン、電気こたつ、ホットカーペットなどの暖房器具は、室内の空気を乾燥させるので、タイマー機能などを活用し、長時間使わないようにします。湿気の補給は、空気の入れ替えのほか、室内にぬれたタオルを干したり加湿器を使うなどにより、室内の湿度を高める工夫をしましょう。
(5)バランスのとれた食事をしましょう。
(シルバー情報相談センター)
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