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紫外線防止 (老後の悩みアドバイス/06年05月15日)

紫外線防止

=問い=

 日光浴は健康によいと思われていましたが、紫外線に当たりすぎると、体に有害であると聞きました。どんな予防法があるのでしょうか。教えてください。(60代、女性)


=答え=

 「紫外線」は太陽から届く光の一種です。以前は「日光浴は健康によい」と言われていましたが、紫外線の浴びすぎは日焼けを引き起こすだけではなく、シミやシワなどの皮膚の老化(光老化)を促進したり、皮膚がんを引き起こすこともあります。
 紫外線の量は、4月ごろから増え始め、薄着になり始める5月ごろは、皮膚が過敏に反応して大きなダメージを受けやすくなります。太陽が出ていない夜を除き、紫外線がゼロになることはありません。曇り・木陰(50―80%)や、雨の日(20―30%)でも、紫外線は存在します。太陽から直接注ぐ光だけでなく、地面などに反射する照り返しにも紫外線は含まれています。特にスキー場などの新雪は、日光の約80%を反射して、強い日焼けを起こしやすいため、注意が必要です。紫外線にはUVAとUVBがあり、皮膚に影響を与える紫外線は、波長の長さによって分けられます。
 UVAは波長が長く、皮膚の深い部分(真皮)まで届きます。そのため真皮内にある皮膚の張りを保つ弾性線維などにダメージを与えます。ダメージを長期間受け続けると、深いシワやたるみ、シミなどができます。
 一方、UVBは波長が短く、皮膚の浅い部分にしか届きません。しかし、エネルギーが強いため、浴びすぎると皮膚にヒリヒリした痛みを伴う炎症を引き起こし、シミの原因にもなります。特にUVBを浴びすぎると、皮膚の細胞の遺伝子に傷がつき、日焼けを繰返したり、修復する力が衰えたりすると、細胞の修復に異常が生じ、がんを引き起こす危険性が高くなります。

【紫外線を防ぐには】  
 ▽長時間直射日光に当たらないようにし、また、地面や水面からの照り返しにも注意しましょう。
 ▽衣服や帽子、日傘などで紫外線を防ぎましょう。また、目を守るためにサングラスも効果的です。レンズの色は、濃すぎないものを選ぶようにします。
 ▽紫外線防止剤を使いましょう。防止剤は少し厚めに塗り、汗で流れることも多いので、2、3時間ごとに塗り直すことも大切です。
(県シルバー情報相談センター)