125周年記念事業
地域の文化・スポーツ振興も新聞社の大きな役割です。日本仏像彫刻の名作を集めた「運慶流」展、佐賀が誇る陶芸家の作品を一堂に紹介する「佐賀の陶芸家6人展」、ブロードウェイ・ミュージカル「サウンド オブ ミュージック」の上演など、さまざまな事業を展開します。
主催事業のご紹介
特別展「運慶流」 日本仏像彫刻の最高峰運慶と一門の傑作30件
「佐賀県立美術館開館25周年記念・佐賀新聞創刊125周年記念 特別展『運慶流』」を来年1月1日から2月15日まで、佐賀市の県立美術館で開催します。運慶は、平安から鎌倉への時代の転換期に活動し、新様式を打ち立てた不世出の天才仏師です。東大寺南大門の仁王像に代表されるように、平家によって焼き払われた奈良の寺院の復興や、鎌倉幕府創立期の関東で活躍しました。運慶は、明治23年、岡倉天心が書いたとされる解説で、「運慶一(ひと)タヒ出テ天下復(ま)タ彫刻ナシ」と、最高の評価を受けています。今回の展覧会では、今春、海外のオークションに出品され、里帰りが話題になった「大日如来像」(真如苑所蔵)の“姉妹品”ともいうべき名品で、光背(こうはい)、台座、厨子(ずし)まで完備する運慶の代表作「厨子入大日如来像」を九州で初めて公開します。また、運慶の父康慶の「地蔵菩薩像」、運慶の子湛慶の「獅子・狛犬(3対)」、運慶の孫康円、佐賀で活躍した四代目湛康ら運慶の流れをくむ鎌倉時代から南北朝時代の仏師たちのこん身の力作約30件(うち国指定重要文化財10件)を展観します。日本美術を代表する運慶流の魅力をお楽しみに。
やきもの王国の神髄70点を展示 「佐賀の陶芸家6人展」
「佐賀の陶芸家6人展」(9月30日―10月5日、佐賀市の佐賀玉屋本館6階)は、日本陶芸界の至宝とも言える6人の陶芸家の作品が一堂に集めます。叩き技法で伝統の唐津焼に現代感覚を加味した日本芸術院会員の中里逢庵氏、文化勲章受章者で今年4月に亡くなった天目の青木龍山氏。白磁の重要無形文化財保持者(人間国宝)井上萬二氏、同じく色絵磁器の14代酒井田柿右衛門氏。両氏に続いて県内3人目の人間国宝となった青磁の中島宏氏。そして色鍋島の伝統を受け継ぐ十四代今泉今右衛門氏。いずれも陶芸界を代表するそうそうたる顔ぶれです。代表作など約70点を展示。その道を極める陶芸家6人が織り成す美の競演。やきもの佐賀の神髄にふれる名陶の数々を、心ゆくまでご堪能ください。観覧は無料です。
「サウンド オブ ミュージック」名曲でつづる愛と平和のステージ
ブロードウェイミュージカル「サウンド オブ ミュージック」(製作・劇団スイセイ・ミュージカル)佐賀公演を11月30日、佐賀市文化会館で開催します。「ドレミの歌」や「エーデルワイス」などの名曲でつづる、初の全国公演。中村香織、辰巳琢郎、辺見マリら豪華キャストに加え、「ドレミの歌」の作詞者・ペギー葉山が特別出演します。 1959年にブロードウェイで上演され、トニー賞では最優秀作品賞を受賞。映画版では、65年ジュリー・アンドリュース主演でアカデミー賞5部門で賞を獲得しました。舞台では、今なお歌い続けられる「ドレミの歌」や「エーデルワイス」「すべての山に登れ」など誰もが愛する名曲を披露。第2次世界大戦前夜、ナチスドイツとの併合に揺れるオーストリアを舞台にマリアとトラップ一家が繰り広げるドラマは、「愛」「夢」「信念」そして「平和」という普遍のテーマをうたい上げます。前売り券の問い合わせは佐賀新聞社事業部、電話0952(28)2151へ。