佐賀新聞紙面特集
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実地編第11回人類全体の課題である地球温暖化問題。その防止に向け、今や一人ひとりの実践が求められている。3年目を迎えた「エコライフ・エコライブさが」では、県内で開かれているさまざまな講座や教室の様子を紹介、「エコな暮らし」のヒントを提供する。
エコマーケット欲しいおもちゃと交換
このイベントは同市のエコプラザが主催、運営は小学生でつくる委員会が行った。持ち込まれたおもちゃを委員の子どもが査定し、それぞれの〝値打ち〟に見合う「かえるポイント」を発行。おもちゃを持ち込んだ子どもはそのポイントを使って、別の欲しいおもちゃを手に入れた。 子どもたちの自主性を重んじたシステムで運営するこの「かえっこ」。福岡県二丈町の美術家・藤浩志さんが考案し、現在、全国の学校や地域活動の場に広がっている。エコプラザでは昨年から開催。「子どもたちが自分たちの手で交換会を行うことで、不用品を再利用する意識が自然に培われれば」と期待する。
身近な環境のためにできること
3月15日のエコマーケットには開成小学校5年1組の子どもたちも出店した。各家庭から持ち寄った衣類や絵本、おもちゃのほか、新聞紙を使って作ったエコバッグも販売した。総合学習で環境について学び、エコバッグ普及と植樹による環境美化を目標にアルミ缶や牛乳パックの回収などに取り組んできた同クラス。エコマーケット出店で得たお金は町の環境をよくするための苗木購入にあてるが「この活動で身近な環境のために自分たちにもできることがあるという喜びを味わったと思う」と担任の櫟村圭子教諭は話す。 要らないものも捨てないで エコマーケットは佐賀市のエコプラザだけでなく、みやき町の鳥栖三養基西部リサイクルプラザでも毎月第3日曜日、市民グループ「エコネットとす」主催で開かれている。また、エコプラザのマーケット出店者の間では、自主的に他の会場を使ってマーケットも企画され始めた。
生活に浸透してきているリユース(再利用)。「かえっこ」の会場でカエルのマークの入ったおそろいのTシャツを着て忙しく働くスタッフを見ながら、運営委員会のリーダーを務めた成川和音君(開成小4年)は話した。「好きなおもちゃが手に入るし、自分には要らないものでも捨てないで済むから、みんな喜んでいると思う」
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