現在位置:

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

玄海3号機で使用前検査 規則委、現地で安全対策確認

2017年09月12日 08時25分

使用前検査開始
使用前検査開始
玄海原発 使用前検査開始
玄海原発 使用前検査開始

 九州電力玄海原発3号機(東松浦郡玄海町)の再稼働に関し、原子力規制委員会は11日、最終手続きとなる使用前検査を現地で始めた。期間は約5カ月を予定しており、九電は来年1月に再稼働、2月にプルサーマルによる営業運転を開始する計画を示している。

 使用前検査は原子力規制庁の検査官が、工事計画通りに安全対策が実施されているかどうかを現地で確認する手続き。設備の材料や寸法、外観・据え付けなどを点検するほか、新規制基準後に導入した外部電源車や大型ポンプ車などの性能もチェックする。

 この日は検査官4人が現地入りし、工事計画書の品質管理を書面や聞き取りで確認した。規制庁の高須洋司統括監視指導官は、長期間停止していることにも慎重に対応する視点を示した上で「玄海だけ何か特別ではなく、法令に基づいて厳格に検査していく」と述べた。玄海原発の今村博信所長は「先行する川内原発の知見も踏まえて準備してきた。身の引き締まる思いであり、所員一丸で真摯(しんし)に対応したい」と話した。

 計画では、11月末までに審査中の保安規定変更認可を得た上で、12月にプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料32体を含む核燃料を装填(そうてん)、来年1月に原子炉を起動させて発電を開始する。4号機も工事計画が認可され次第、使用前検査を申請する。

 この日は関西電力大飯原発3号機(福井県)でも使用前検査が始まった。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

記事アクセスランキング