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玄海再稼働・臨時県議会 4月11日招集

考 玄海原発再稼働

2017年03月25日 10時20分

■知事「一定整理できた。間置かず」

 九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働に関し、佐賀県の山口祥義知事は24日、臨時県議会を4月11日に招集し、意見を聴くと発表した。会期などは未定で、議会側が調整する。山口知事は安全性の確認と県民の理解を前提に再稼働はやむを得ないとする姿勢を示しており、県議会の対応が注目される。

 県は県民説明会(5カ所)を開いたほか、広く意見を聴く委員会と専門部会、県内20市町の首長から意見聴取し、長崎県に続く福岡県の説明会と伊万里市議会の追加質疑も23日に終わった。山口知事は「一定の整理ができた。県議会の意見は重く、あまり間を置かずに聴きたいと考えた」と招集理由を説明した。

 経済産業相と原子力防災担当相の来県日程については4月の早期で調整中。知事自らの玄海原発視察も含め、判断前には改めて九電社長に姿勢などを確認する考えも示した。

 判断時期は、県議会の意思表示や両大臣の来県、九電への確認などがあるとした上で「軽々に申し上げられない。しかるべき時期に判断する」と述べるにとどめた。福岡、長崎両県知事との意見交換も「状況に応じて考えたい」と語った。

 県議会は3月27日の議会運営委員会理事会で事前調整し、4月4日に委員会を開き、会期や審議内容を決める。議会人事を決める臨時会以外で、執行部議案提出を伴わない招集は異例。再稼働に関しては賛否の意見が分かれており、調整は難航が予想される。

 県には20日時点で提案箱69件、メール98件の意見が寄せられている。40代以上の投稿が目立ち、多くは再稼働に対する不安の声になっているという。

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