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知事、玄海再稼働を4月にも判断 臨時県議会招集へ

2017年03月23日 10時25分

 九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働に関し、佐賀県の山口祥義知事は22日、4月上旬にも臨時県議会を招集し、意見を聴く考えを示した。県はこれと前後して経済産業相、原子力防災担当相の来県を調整している。これで山口知事が現時点で想定するプロセスは終わることになり、早ければ4月中に判断する見通し。

 この日の2月定例県議会閉会後、山口知事は記者団の取材に対し、再稼働に関する臨時議会の招集について「できるだけ早いタイミングと思っている」と説明した。招集時期は、委員会構成を決める臨時議会が4月25~27日に開かれることを念頭に「(再稼働に関する臨時議会が)先になると思う」と述べた。

 県は既に実施した県民説明会のほか、広く意見を聴く委員会、専門部会、県内20市町の首長で構成する会合・GM21ミーティング、メールや意見箱で寄せられたさまざまな意見の整理を急いでいる。長崎県の5会場で開かれた説明会にも職員を派遣した。23日に開かれる伊万里市議会の国への質疑と福岡県糸島市の説明会を見極めた上で、数日中にも副島良彦副知事が山口知事に報告する。

 知事が「判断の重要な要素」として国に要請している経産相、原子力防災担当相の両大臣の来県も4月中で調整を進めている。山口知事は「大臣に原発を見てもらうのは再稼働の有無にかかわらず大事なこと」と強調した。県議会の意思表示と両大臣の来県が終われば、知事が判断する環境が整うことになる。

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