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県原子力安全部会 安全対策など確認終了

2017年03月19日 09時10分

原子力規制庁からの回答について意見を交わす佐賀県の原子力安全専門部会=佐賀市の佐嘉神社記念館
原子力規制庁からの回答について意見を交わす佐賀県の原子力安全専門部会=佐賀市の佐嘉神社記念館

■副知事に報告書提出へ

 九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働に関し、佐賀県の原子力安全専門部会(部会長・工藤和彦九州大学名誉教授、7人)は18日、佐賀市で会合を開き、新規制基準に基づく適合性審査や安全対策の確認を終えた。広く意見を聴く委員会会長の副島良彦副知事に、近く報告書を提出する。

 この日は、県が原子力規制庁に回答を求めていた基準地震動やテロ対策への考え方など18項目に関して意見を交わした。各委員は、地震動を策定する際に踏み込んだ解析が必要なことや、重大事故対策について継続的に確認する必要があることなどを指摘した。

 工藤部会長は「規制庁や九電に対する要望事項として報告書に反映させる」と語り、今回で会合を終えると説明した。佐賀県の山口康郎県民環境部長は「県が規制委の審査を理解するために助言していただく役割は、しっかり果たしてもらった。質疑も参考になった」と述べ、議論は尽くされたとの見解を示した。

 専門部会は、原子炉工学や地震工学などの学識者で構成、県に専門的なアドバイスをする目的で昨年12月に設置された。規制庁や九電に聞き取りしたほか、玄海原発を視察するなど6回の会合を開いた。

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