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100億円企業県内27社 2016年度

2017年08月11日 08時30分

100億円企業県内27社 2016年度

 信用調査会社の東京商工リサーチがまとめた2016年度の売上高100億円企業ランキング(単体)で、佐賀県内のランクイン企業は前年度より3社少ない27社だった。このうち17社が増収で、総売上高は前年度比1・3%減の9480億6400万円。都道府県別での集計を始めた1992年度以降で最高だった前年度に次ぐ水準で、緩やかな景気回復を裏付ける結果となった。

 県内ではディスカウントストア「ダイレックス」(佐賀市)が4年連続のトップ。積極的な出店攻勢で売り上げを伸ばし、九州・沖縄地区の順位も前年度の26位から19位に浮上した。

 2位は久光製薬(鳥栖市)、3位はトヨタ紡織九州(神埼市)。ペット用品卸売業の森光商店(鳥栖市)が4年ぶりにトップ10入りした以外、上位は前年とほぼ同じ順位になった。

 業種別にみると、海外の需要増を受けて製造が15社で最多。次いで小売4社、卸売3社、建設3社、サービス・運輸2社だった。調剤薬局や老人ホーム事業が好調なミズ(佐賀市)が初めて100億円を突破。コンデンサーの生産が堅調なパナソニックデバイス佐賀(杵島郡大町町)が再登場した。

 九州・沖縄の業種別でトップ10に入った県内企業は2社。松尾建設(佐賀市)が建設で2位、ダイレックスが小売で5位だった。

 17年度について、東京商工リサーチ福岡支社は「熊本地震の復興、海外需要はあるものの、人手不足が経営のネックになっている。小売や建設業で受注機会を失う恐れがあり、売り上げを伸ばす企業は少ないのではないか」と慎重な見通しを示している。

 ランキングは、東京商工リサーチの保有データから、16年4月~17年3月に決算を終えた年間売上高100億円以上の企業を集計した。金融、協同組合、青果・魚市場、メーカー系自動車販売会社は除いている。

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