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安定供給で販路拡大を 「九条ネギ」経営者が講演

農業講座

2017年05月20日 09時38分

自社の取り組みを交え、所得向上のポイントを語る「こと京都」の山田敏之社長=佐賀市天神のグランデはがくれ
自社の取り組みを交え、所得向上のポイントを語る「こと京都」の山田敏之社長=佐賀市天神のグランデはがくれ

 農業の活性化と農家の所得向上をテーマにした講座が15日、佐賀市であり、6次産業化の取り組みで農林水産大臣賞を受賞した京都府の企業経営者が講演した。生産者グループをつくって農作物を安定的に供給し、企業などに販路を広げてきた取り組みを紹介した。

 伝統野菜の「九条ネギ」を全国で販売する「こと京都」の山田敏之社長が講演した。貿易自由化などで国内農業の競争力強化が求められる中、農業の担い手に必要な資質を「経営力」と説いた。

 農作物の安定供給を実現するためには「先行きの気象状況を見越して一定のロスは覚悟の上で生産量を増やしておくことも手段の一つ」と説明。販路拡大に向けては、生産者グループの組織化などで担い手を継続的に確保する仕組みづくりを呼び掛けた。

 品質確保の工夫や生育状況を掲載し、定期的に発行している自社の情報紙も紹介。「悪天候で不作になっても、規格外を扱ってくれることもある」と情報発信の大切さを指摘した。

 講座は、県内の農村にある優れた農産物や農家レストランなどを生かして稼ぐ力を高める県の「さが農村ビジネス創出事業」の一環で開き、農家や行政関係者ら約100人が参加した。

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