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海水を使った栽培法紹介、太良町で全国セミナー

2015年10月31日 10時52分

デコポン畑で、海水を散布する様子を見学する参加者たち=藤津郡太良町
デコポン畑で、海水を散布する様子を見学する参加者たち=藤津郡太良町

 第8回全国海水(塩)農業セミナーが27、28の両日、藤津郡太良町などで開かれた。全国から農業関係者ら約60人が参加。海水を使った栽培法のノウハウを共有し、品質や生産性向上への意欲を高めた。

 太良町の障害者支援施設「佐賀西部コロニー」(村井公道理事長)が主催した。西部コロニーは、ミネラルを含んだ有明海の海水を使った海水ミカンや海水サツマイモの栽培に取り組んでおり、海水ミカンは今年で10年を迎える。

 大潮だった初日は、太良町の伊福港で海水48リットルをくみ上げ、タンク内の真水と混ぜて約20倍に薄める過程や、デコポン畑で木に散布する様子を紹介した。このほか、和歌山県の海水ブドウ栽培などの実践報告もあり、ラムサール条約に登録されている鹿島市の肥前鹿島干潟を見学した。

 西部コロニーの中尾富嗣さん(43)は「海水農業は大変だが、自然と向き合う農業の基本がある。セミナーを通じて悩みやノウハウを共有し、多くの人に魅力を伝えていきたい」と話した。

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