総がぶりで山を上下に大きく揺らす2番山・京町の「京町恵比寿」。奥は1番山・中央区の「弁慶号」=鳥栖市中心商店街

 鳥栖市を代表する夏祭り「鳥栖山笠」が23、24の両日、市中心商店街で開かれた。そろいの法被を身につけた締め込み姿の男衆が6台の山車を一斉に上下に激しく揺さぶる「総がぶり」を披露し、沿道から力水が浴びせられた。

 博多祇園山笠にならって始まった伝統行事。午後1時過ぎ、今年の1番山・中央区の「弁慶号」が汽笛を鳴らし、煙突から白煙を吐き出しながら勇壮に八坂神社を出発。全部で6台の山車と4台の子ども山、総勢1000人の引き手が約5キロのコースを練り歩いた。

 一番の見どころは商店街の中心に勢ぞろいした山車による総がぶり。男衆が合図と共に1分間にわたって担ぎ棒を力の限りに上下させると、山車が大きく揺れ、見物客から盛んに拍手が送られた。

 1番山総指揮者で中央区「牛若会」会長の石橋利彦さん(61)は出発前、「待ちに待った1年ぶりの山笠。一番山として恥ずかしくない、事故なく見事な山を奉納したい」と意気込みを話した。

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