メモリードグループが手掛けるホテルの完成予想図

新ホテルの開業に向け、「佐賀のランドマークの一つになれば」と話す吉田茂視社長

 冠婚葬祭事業を展開するメモリードグループ(本社・長崎県長与町、吉田茂視社長)は、佐賀市の結婚式場マリトピアの北側駐車場に高級ホテルを開業する。インテリアデザインにも定評のある建築家が設計し、客室は広々とした空間を確保。レストランや屋外プールも併設し、来年4月末のオープンを予定している。

 長崎、宮崎で展開している「ガーデンテラス」系列のホテルで、鉄筋コンクリート6階建て、延べ床面積1983平方メートル。2万平方メートルを超える敷地をゆったりと使い、客室は最大67平方メートル(スイート)の35室をそろえる。冠婚葬祭需要に加えて観光客の取り込みも図る。

 長崎と宮崎のホテルは新国立競技場のデザインを担当した建築家隈研吾氏が設計。佐賀は隈氏と共に設計に携わってきた小川博央氏が手掛ける。宿泊料金は1泊1万5千円~3万円。

 メモリードは昨年9月、マリトピアの全株式を取得し、完全子会社化した。少子高齢化の影響で同式場の婚礼数は減少傾向が続く一方、葬儀や法事関連の利用は堅調という。県内では訪日外国人客の宿泊が増え、福岡市などでの大型イベント時には満室になるホテルも多いことから観光客需要も見込めると判断した。

 ホテルの開業により、マリトピアの売上高は4億円増の20億円を目指す。吉田社長は「長崎や宮崎で十分実績を上げている。県内観光のランドマークの一つにしたい」と話している。

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