有明海再生について考えるシンポジウムが11日午前9時半から、佐賀市のほほえみ館で開かれる。環境や漁業資源回復だけでなく、沿岸地域の活性化などを含めた多様な観点で関係者が意見を交わす。入場無料。

 NPO法人「有明海再生機構」(佐賀市)が主催。国営諫早湾干拓事業の開門調査を巡る訴訟で和解協議が続く中、川上義幸副理事長は「漁獲量が減り、漁業者の高齢化も進んでいる。再生に向けてやれるところから未来志向で考えていく機会にしたい」と話す。

 東京大社会科学研究所の玄田有史教授が「地域の創生と希望」と題して基調講演する。パネル討議では元大川市長の植木光治氏や佐賀県有明海漁協の田上卓治専務理事ら5人が、行政や漁業などそれぞれの視点で課題や今後の展望を探る。進行役は再生機構理事長で九州大の楠田哲也名誉教授が務める。

 問い合わせは再生機構、電話0952(26)7050。

このエントリーをはてなブックマークに追加