窯開き展を開く重利さん(左)と潤さん。象牙色の白磁や久しぶりに取り組んだ青瓷などを並べる=武雄市の凌山窯

 陶芸家松尾重利さん(82)潤さん(56)親子の凌山窯(武雄市若木町)で9日から3日間、窯開き展が開かれる。磁器の重利さんは「思わぬ色が出た」白磁、陶器の潤さんは「修業時代以来」の青瓷(せいじ)と、これまでになかった作品も並ぶ。

 重利さん新作の白磁は象牙色の花入れやつぼなど。「還元がかからず目指した色とは違ったが、これまでにない面白い仕上がりになった」という。おなじみの染付、釉裏紅(ゆうりこう)の作品も並ぶ。

 潤さんは「久しぶりにやってみたいと感じた」と、三十数年ぶりに取り組んでいる青瓷を推す。酒器や湯飲みなど微妙に違う色合いも楽しめる。塩釉や焼き締めの普段使いの品々もある。

 「これまでとはひと味違う作品への反応が楽しみ」という窯開き。咲き始めたアジサイも楽しめる。窯の電話は0954(26)2422。

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