■嘉瀬川水系、原因不明

 佐賀市富士町の嘉瀬川水系にある九州電力の水力発電設備の水槽など5カ所に油が浮いていた問題で、九電は8日、3カ所の油が発電所から流出したものだったと発表した。残り2カ所は成分分析の結果、発電所の油とは異なるとの見解を示し、「流出原因は分からない」とした。

 九電によると、南山発電所の上流にある鮎の瀬発電所で5月28日、油系統のポンプが故障して油が床面に漏れ、直径約5ミリの穴から、埋設した排水管を通して油が3カ所に流出した。

 故障したポンプは既に交換した。さらに11日まで発電所の運転を停止して床面の穴をふさぎ、排水管の経路を変える対策をとる。佐賀水力事業所の川端一伸所長は「油の流出防止のため、さらなる対策に努める」と話した。

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