栄西茶を使って開発した洋菓子を販売する西九州大学の学生たち=吉野ケ里歴史公園

栄西茶を使った洋菓子。左からブラウニー、パウンドケーキ、クッキーの3種類

■クッキーなど3種「新名物へ」

 日本茶発祥の地とされる吉野ケ里町東脊振地区の名産「栄西茶」を使ったクッキーなどの洋菓子が、西九州大学の学生と町、地元洋菓子店の共同開発で誕生した。茶の風味を生かしつつ、食感や見た目にこだわった商品に仕上がり、関係者は「町の新たな名物として定着を」と意気込んでいる。

 学生が地域の課題を研究する「コミュニティ・キャンパス佐賀」事業の一環で、同町と協力して新商品の開発を3年前から行っている。栄西茶関連の食品開発は2度目で、昨年は大福に挑戦したが、今年は「日持ちのする商品」を目指して焼き菓子に。茶の成分を抽出したり、粉末状にして菓子に練り込み、クッキー、ブラウニー、パウンドケーキの3種類を作った。栄西茶本来の爽やかな風味を生かしつつ、ショウガやユズ、みそなどで味にアクセントを加えている。

 5日に吉野ケ里歴史公園であった「夢ロマン軽トラ市」で初めて販売し、買い物客らが興味深そうに試食したり、買い求めていた。同大健康栄養学部の斎木まど香准教授は「販路を広げ、将来的には吉野ケ里町のお土産の定番になれれば」と話した。

 今後、吉野ケ里町田手の「パティスリーダンデリオン」でクッキー(2枚入り)100円、その他130円で販売する。

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