2017年3月に佐賀県内の中学校・義務教育学校を卒業した生徒の高校進学率は98・1%、高校を卒業した生徒の大学などへの進学率は44・0%で、いずれも過去最高となった。県統計分析課が3日、文部科学省の学校基本調査の速報値を発表した。

 17年3月に中学校・義務教育学校を卒業した8793人のうち、高校などに進んだのは8623人。進学率は98・1%で、前年度に比べ0・2ポイント増加した。また、高校卒業者8106人のうち、大学などへ進んだのは3563人。進学率は44・0%で、前年度に比べ1・0ポイント増加した。

 県学校教育課は「高校への進学率上昇(0・2ポイント増)は、不登校などで学校を選択肢から外すのではなく、『学校で過ごしたい』とする生徒の増加を反映したものではないか。大学への進学は、経済的な側面が好転した影響と考えられる」と分析。「県教委としては今後も、進学、就職どちらにしても生徒の希望がかなうように支援していきたい」とする。

 小中学校の児童・生徒数は5月1日現在、6万9269人で、35年連続で減少した。調査を始めた1948年以降の過去最低を更新している。

 小学校の児童数は4万5419人で、前年度と比べ1365人(2・9%)減少。中学校の生徒数は2万3850人で、同じく1439人(5・7%)減った。小中一貫教育を行う義務教育学校は4校増えて5校になり、2380人となった。高校は2万5091人で、前年度比183人(0・7%)減った。

 一方、特別支援学校の児童・生徒数は前年度に比べ29人(2・6%)増え、1158人。特別支援学校の開校以来、最多となった。

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