校歌を作詞・作曲した加藤登紀子さん(右)に手話で披露する神埼清明高の生徒たち=佐賀市文化会館

加藤登紀子さん(左から3人目)と校歌を手話で披露した生徒たち

 佐賀県神埼市の神埼清明高校(青木勝彦校長)の生徒5人が11日、コンサートで佐賀を訪れた歌手の加藤登紀子さんに手話で校歌を披露した。校歌「今、時を刻む」は1998年に加藤さんが作詞・作曲した。手話を見た加藤さんは「ずっと歌い継がれているのね。ずっと歌い続けてほしい」と目を細めた。

 コンサートを終えた加藤さんは会場の外で生徒を見つけると両手を広げて出迎え、一人ずつと握手した。歌いながら手話を披露する生徒と一緒に加藤さんは口ずさみ、自らも手話を使い、披露が終わると「『時が光る』や『無限に続く』は、こうやって表現するのね」と手の動きを確認し、「私たちの合言葉にしましょう」と語り掛けた。

 校歌の手話は手話大会で披露するために県聴覚障害者サポートセンターに依頼して今年7月に完成した。10月に同校が加藤さんが訪れると知り、手話を披露したいと事務所に依頼。加藤さんは「ぜひ、見たいわ」と快諾したという。

 同校2年の立石愛真音(あまね)さん(17)は「私たちの手話を笑顔でうなずきながら見てくれた。まさか一緒に手話をしてくれるとは」と喜んだ。

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