今春の大学(学部)卒業生56万7459人のうち、非正規も含む就職者は5月1日時点で43万2088人だったことが3日、文部科学省の2017年度学校基本調査(速報値)で分かった。卒業生に占める割合は前年度より1・4ポイント増の76・1%で、7年連続で上昇した。

 就職者のうち契約社員など非正規の人は、前年度より796人減の1万8342人で、割合も0・2ポイント減の3・2%。文科省の担当者は「景気の回復傾向が続いていることで、就職者の割合が増えている」とみている。一方、厚生労働省と文科省が5月に公表した就職率は就職希望者に占める割合を指し、97・6%と統計を開始した1997年春卒以来最高だった。県内は卒業生1684人のうち就職者は1179人、うち非正規は75人だった。

 就職者以外の主な内訳は「大学院や海外の大学などに進学」が6万7709人で、割合は7年連続で微減し11・9%。「進学も就職もしていない」は4万4152人(7・8%)、「パートやアルバイトなど一時的な仕事に就いた」が9176人(1・6%)など。

 浪人生らも含む大学(学部)の進学率は前年度より0・6ポイント増の52・6%で過去最高。学部の在学者数は前年度より1万5854人増えて258万2884人。うち女子学生は115万6074人(44・8%)で、人数、割合のいずれも過去最高を更新した。【共同】

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