調理中の大きな釜をのぞき込む児童たち=多久市南多久町の市学校給食センター

◆「安心して食べて」

 学校給食の調理現場を知ってもらおうと多久市学校給食センターは26日、市内3小中一貫校の4年生約40人を招き、一日体験教室を開いた。児童らはスライサーなどの機械で野菜を切ったり、大型冷蔵庫で食材を冷やしたりして、大人数の給食を作る職員たちの苦労を体感した。

 一日体験教室は夏休みを利用して2004年に始め、毎年各校から希望者を募り開いている。今回は、地元産の食材を使った夏野菜カレーと焼きトウモロコシ作りなどに挑戦した。職員から「けがをしないように慎重に野菜を入れて」と聞いた児童は、恐る恐るカボチャやナスなどをスライサーやさいの目切り機に投入していた。

 調理終了後は近くの公民館で試食会を開き、児童は「おいしい」とカレーをほお張り、お代わりをする子もいた。山田智明・同センター所長は、昨年県内で相次いだ給食の異物混入にも触れながら「厳しい基準でみんなの給食を作っているのを知ってもらいたかった。今後も安心して食べてほしい」と話していた。

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