受講生を代表し誓いの言葉を述べる山口博嗣さん=佐賀大有田キャンパス

 陶磁器産業の後継者育成を目指す佐賀県の窯業人材育成事業一般研修の開講式が10日、有田町の佐賀大有田キャンパスであった。19~62歳の22人が、焼き物技術の継承を誓った。

 式では事業を所管する県窯業技術センターの吉田秀治所長が「有田焼の伝統の技を習得し、陶磁器業界で活躍する人材になって」とあいさつ。受講生を代表して山口博嗣さん(35)=武雄市=が「事業の目的を自覚し、勉学に精励する」と決意を述べた。実家が窯元という山口さんは「幅広い年代の仲間とともに、技術と人間性を高めたい」と話した。

 事業は佐賀大と統合した県立有田窯業大学校が担っていた後継者育成部門を同センターが継承し、昨年始まった。受講生は9月までの半年間、有田キャンパス内の同センター研修棟で、ろくろ、絵付け、製造技術の3部門に分かれ、専門的な技術を学ぶ。

このエントリーをはてなブックマークに追加