オープンから10周年を迎える道の駅さざんか千坊館。31日に感謝祭を開く=吉野ヶ里町松隈

 地元産野菜や加工品を扱う吉野ヶ里町松隈の直売所さざんか千坊館(江副清隆館長)が開館から10周年を迎える。脊振山系の中腹にあり、展望台から見渡せる佐賀平野の景色も好評で、佐賀・福岡の両県を結ぶ国道385号の道の駅として親しまれてきた。31日に感謝祭と題して野菜の袋詰め放題や子ども向けのヨーヨー釣りなどのイベントを開く。

 同館は2006年8月にオープンし、年間約12~13万人が訪れる。晴れた日は普賢岳まで見渡せる大パノラマを堪能でき、隣の福岡県から訪れる人にも人気が高い。湧き水をくみに来る人も多く、連日混み合う。

 オープン時から同館スタッフを務める綿島裕子さん(55)は「雨や雪の影響で客足が伸びなかったり、不作で商品がそろわなかったりして苦労した時期もあった。特にオープンしたときは夏で野菜が少なくて困った」と振り返る。今では新鮮な野菜を求める常連客も付き、自然と会話も生まれる場所に。「『ここに来るのが楽しみ』と言ってくれるお客様もいて、私も楽しみながら仕事ができる」と綿島さんは笑顔を見せる。

 31日は“大サービス”として新鮮なピーマンなどの野菜を100円で詰め放題。もち投げやくじ引き大会などもある。スタッフの緒方たまきさん(55)は「あっという間だったけど、生産者の方やお客様への感謝の気持ちでいっぱい。ぜひ楽しんでもらえれば」と来店を呼び掛ける。

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