昨年の佐賀城下ひなまつり。大小さまざまなひな人形が並んだ会場=佐賀市の旧古賀家

 佐賀城下ひなまつりが11日から、佐賀市松原の徴古館などを会場に開幕する。3月31日までの49日間、鮮やかな衣をまとったひな人形約5千体が街なかをにぎやかにする。男性や子どもらも幅広く楽しめるよう、企画展「日本とヨーロッパのからくり人形展」も開催する。

 同ひなまつりは今年で17回目。侯爵鍋島家伝来のひな人形約500点と、香をたく香炉や薬つぼなど香道具約10点を徴古館に展示する。

 旧福田家では、佐賀錦振興協議会が「源氏物語」をテーマに制作した佐賀錦ひな人形を並べる。旧三省銀行では鍋島緞通とひな人形を飾る。両会場では、佐賀錦と鍋島緞通の制作実演も行う。佐賀城本丸歴史館では市内の小学生が作った個性豊かなひな人形約2千体が見られる。

 旧古賀銀行では企画展「日本とヨーロッパのからくり人形展」を開く。高さ約160センチあり、右手で酒を飲むと鬼の顔に変化する「酒呑童子」や、手品をする人形など12体の動く人形が楽しめる。

 徴古館は300円、旧古賀銀行や旧福田家など市歴史民俗館は400円の入館料が必要。共通券は600円で、10日まで販売する前売り券は550円。有料館とバルーンミュージアムの入場券を合わせたセット券も1000円で販売する。市観光協会は「運営者が用意したもの以外にも、家や店の軒下に人形が並ぶ。町歩きしながら楽しんで」と呼び掛ける。問い合わせは同観光協会、電話0952(20)2200。

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