粒のままの材料を薬研で粉状にする子どもたち

 今回は中冨記念くすり博物館より講師をお招きし、香り袋作りに挑戦しました。

 病気やけがを治すときに薬は役に立つけれど、匂いを嗅いで心を落ち着けたりすることも薬の役割だとのお話をしてくださいました。

 山椒(サンショウ)の実、防風(ボウフウ)の根、桔梗(キキョウ)、肉桂(ニッケイ)、丁子(チョウジ)の木はスパイスなどに使われる身近な薬草です。それぞれ粒のまま用意された材料を、薬研(やげん)を使って粉状にしていきます。

 薬研を実際に見るのは初めての子どもが多く、みんな興味津々でした。船と円盤からなる薬研はバランスよく操るのが難しく、「重たいし傾く」と四苦八苦しながら3人1組のチームで協力しながらすりつぶしていきました。

 それぞれ際立った香りを持つ素材ですが、粉にして合わせると甘い香りになるのが不思議です。出来上がった香り袋は持ち帰り、部屋の香りや入浴剤として楽しんだようでした。(コーディネーター・手塚うた子)

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