佐賀県は9日、子育て中の家庭が割引サービスなどを受けられる「子育て応援の店」事業で、会員登録用のメールアドレスを使ってスパム(迷惑)メールが大量送信される不正アクセスがあったと発表した。個人情報の流出は確認されていない。メールが届いても開かず、メールの内容に従わないよう注意を呼び掛けている。

 県こども未来課によると、悪用されたのは、oubo@kosodate.saga-s.co.jpのアドレスで、会員登録手続きの際に使う。6日午後10時半ごろ、サーバーを管理するエンジニアが不正アクセスに気づき、7日に県に連絡した。確認したところ、午後9時45分から約45分間で8411件のメールが送信されていることが分かった。文面は分からず、送信先も実在のアドレスかは不明という。

 会員は昨年末時点で5602人。事業は佐賀新聞社が受託、関連会社のネットコムBBがシステムの保守運営をしている。佐賀新聞社の蕪竹真吾営業局長は「原因を詳細に調査し、セキュリティー強化に努めるなど、再発防止に向けた取り組みをより一層強化します」と話した。

 この件に関する問い合わせは、子育て応援の店事業事務局、電話0952(28)2141か、メールtoiawase@saga-s.co.jpへ。

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