天候に恵まれ、例年並みの17㌧の出荷が見込まれるビワ

 多久市東多久町納所地区の特産品「ビワ」。同地区を中心に小城市を含む61戸が約15ヘクタールで栽培する。昨年は記録的寒波で壊滅的な被害を受けたが、今年は天候に恵まれて着果も良く、JAさが佐城地区で例年並みの約17トンの出荷を見込む。

 昨年は1月末に気温がマイナス6~7度まで下がった影響で花や実が枯れ、全体の出荷量はわずか180キロにとどまった。約30アールで栽培する牧口守喜さん(76)は「50年近く携わってきて初めて」と振り返る。本年産はやや小ぶりだが、好天続きで甘みは十分。「ビワの特色である自然の味わいを感じて」と話す。

 同地区のビワは江戸時代末期に栽培が始まり、明治時代に本格化した。本年産の出荷は10日までの1週間でほぼ終わり、関東や県内で消費される。10、11日は北多久町小侍の農産物直売所「たくさん館」でビワフェアが開かれる(午前9時~正午、数量限定)。

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