シュプレヒコールを上げる参加者たち=みやき町の東佐賀病院前

 三養基郡みやき町の国立病院機構東佐賀病院の看護師らが9日、長時間夜勤の中止や人員増を求めて座り込みをした。国立病院機構の八雲病院(北海道)、静岡富士病院(静岡県)の統廃合計画が明らかになる中、同じ重度心身障害児・者病棟を備える東佐賀病院への影響に懸念を示し、正門前のテントで「安全・安心の医療を確保しよう」「地域医療を充実しよう」とシュプレヒコールを上げた。

 地域住民らでつくる「東佐賀病院を守り地域医療を充実させる会」や全医労東佐賀支部などが行い、延べ150人が参加した。東佐賀では1997年に看護師の長時間夜勤2交代勤務が3病棟で始まり、導入日の2月9日に合わせて座り込みを毎年実施している。

 充実させる会代表世話人の宮崎きくえさん(65)は「反対の声を上げないと人件費抑制のため、他の病棟でも導入される恐れがある。地域医療の中核として、住民や患者、職員の声を聞き、安心できる体制を整えてほしい」と語る。院長宛てに要請書も提出した。国立病院機構佐賀病院(佐賀市)でも抗議活動を行った。

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