精神障害者を取り巻く課題を話し合う参加者=唐津市の唐津ロイヤルホテル

 精神障害の当事者、家族、事業所、行政関係者が集う九州ブロック家族会精神保健福祉研修会が9日、唐津市の唐津ロイヤルホテルで始まった。九州各県から350人が参加し、昨年の国会で審議未了となった公共交通機関の運賃割引など、精神障害者が地域で暮らしていくための諸課題を話し合う。10日まで。

 主催する全国精神保健福祉会連合会の本條義和理事長は「本人を含む家族全体を支援していくことが本人の回復につながる」と家族を孤立させない支援の重要性を強調。制度面では身体・知的障害者の交通運賃割引を精神障害者にも適用するよう、運動を地域に広げていくことを呼び掛けた。

 10日は、精神科医で佐賀市川副町で在宅療養支援診療所を開く谷口研一朗さんが「地域で暮らすということ」のテーマで講演。当事者や家族を交えたシンポジウムを行う。

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