攻撃の起爆剤として、期待が掛かるFW小野裕二=沖縄県の読谷村陸上競技場

■攻撃の起爆剤に期待

 攻撃の起爆剤として期待が掛かる。かつて横浜Mで10番を背負い、ヨーロッパでも経験を積んだストライカー。「毎試合毎試合、死ぬ気でチーム全員でやっていくことが大事。けがをせずに1年間試合に出続け、アシスト、得点をしていく」と意気込む。

 神奈川県出身の24歳。一つ年上の兄悠斗(FC岐阜)の影響で5歳からサッカーを始めた。小学生の頃は毎日、校庭でボールを蹴り、時には「キーパーをやりながら、相手を全員ドリブルで抜いてゴールを決めた」こともあったという。

 中学から横浜Mの下部組織に入った。「今、サッカー選手としてやれているのはマリノスのおかげ」と話す通り、ここで力を付けた。ユース所属時の2010年にJリーグデビュー。翌年から2年間「10番」を背負い、J1通算79試合に出場し9得点を挙げた。

 13年にベルギーのクラブに移籍。2度の大けがなどで思うような活躍はできなかったが、「激しいフィジカルの中で戦うことを学び、技術、戦術の部分でも成長できた」と語る。

 古巣復帰なども取りざたされる中で、鳥栖入りを決断したのは「自分をすごく熱心に必要としてくれた」から。5年ぶりのJリーグに「わくわくしている。早くこのチームメートとプレーしたい」と高ぶる。

 背番号の40は、横浜Mで2種登録されたときに背負った番号。自らの「原点」を踏まえながら、「ドリブルやクロスを最大限に生かして、相手が怖がるエリアでプレーする」と意欲を見せる。

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