本年産の七夕コシヒカリを乗せたトラックの出発を祝う関係者=杵島郡白石町のJAさが白石地区中央支所

 JAさが白石地区の超早場米「七夕コシヒカリ」の初出荷式が4日、杵島郡白石町の同地区中央支所であった。県産で最も早く流通する新米として人気のブランド米で、本年産は例年以上の収量、品質を確保。九州、関西、関東を中心に前年より100トン以上多い約850トンの出荷を見込む。

 同地区特別栽培米部会の部会員約460人が、昨年より30ヘクタール多い220ヘクタールで生産した。雨の影響で昨年末にタマネギの定植ができなかった部会員が七夕こしひかりの作付けを増やしたためで、全体の収量が底上げされた。

 小野正博部会長は出荷式で、品質向上のために田植えの時期をずらし、平年よりも早く生育したことなどを報告。「平均収量は1割程度の増加が見込まれる。粒が充実し、安心して届けられるコメに仕上がった」と手応えを語った。

 この日は関係者が見守る中、10トン分を載せたトラックが関東方面へ出発した。おにぎりの試食会も開かれ、出席者は「平年以上の粘りがあっておいしい」と評価した。

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