杵島郡白石町は9日、町税の徴収事務を巡り、故人の滞納情報を、法的な手続きを経ずに関係者とは別の人物に開示する情報漏えいがあったと発表した。

 町税務課によると、今年4月、町外在住の町税滞納者の死亡を把握した。滞納分の支払い義務がある相続人が複数いたため、代表者を決めるに当たり、1人の相続人の配偶者に来庁してもらった。税務課の男性職員が滞納の件を説明し、明細も渡したが、別の相続人が後日、「個人情報の漏えいでは」と指摘した。

 同課は「委任状を持参してもらわなければならなかった」とミスを認めた上で「職員は、相手が相続人の配偶者で、面識もあったため滞納情報を渡してしまった。地方税法や個人情報の取り扱いについて認識不足だった」と陳謝した。

 関係者には既に謝罪している。今後は「マニュアルを新たに作成するなどして再発防止に努める」と話している。

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