■最多の中国は統計外

 【ロンドン共同】国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは11日、世界の死刑に関する年次報告書を発表し、昨年死刑が執行されたのは判明分で23カ国・地域の少なくとも1032人だったと明らかにした。1989年以降で最多だった2015年の1634人から4割近く減った。

 一方、昨年に死刑判決を受けたのは3117人で、15年の1998人を大きく上回った。

 死刑執行数の上位5カ国は中国、イラン、サウジアラビア、イラク、パキスタン。ただ中国は「年間数千人」に上ると指摘しつつ、正確な数字が得られないとして統計からは除外している。

 イラン以下4カ国で少なくとも計896人に上り、全体の87%を占めた。全体の減少にはイランで977人から567人に4割以上減ったことなどが影響した。減少の理由は不明。

 また米国は20人と1991年以来最少で、エジプトに次ぐ7位となり、2006年以来初めて上位5カ国から外れた。

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